その日にあったこと、思ったこと、好きな漫画や小説について語る日記です。
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赤の神紋 最終巻
赤の神紋 14巻赤の神紋14 Divine Red」(桑原水菜/集英社コバルト文庫)の最終巻感想をば。

発売することは知っていたのに、まさか最終巻だとは知らずに驚いてドキドキしていましたが、前巻から2年のブランクでも充分にその重みがありました。
濃密で最高の興奮を味わえ、主人公たちと思いっきり疾走する心地よさを感じました。

何か理由も分からないもやもやを抱えて気分が晴れずにもがいている時、ふと体が軽くなって突然走り出したくなり、押し戻されるような強風なのにがむしゃらに足を伸ばして走っていきたくなる気持ち。
そんなバカなことをしている自分がおかしくて、笑いが込み上げてくる高揚感。
「炎の蜃気楼」の後半でも感じていた、大きな力に向かって突き進んでいく力強さを読み手にも味わわせてくれる、桑原節の真骨頂だと思います。

時代の寵児、舞台演出家の榛原憂月(はいばら・ゆうげつ)に心酔するあまりに自分の文章を見失っていた作家の連城響生(れんじょう・ひびき)はある夜、奈良の路上で歌っていた青年、葛川蛍(かずらがわ・けい)に役者の才能を見出す。
彼こそが、連城の戯曲を演じて、榛原の言葉の呪縛を打ち破ってくれる天使だ、と。

その後、偶然再会したケイは舞台で端役を演じながらも、ひときわ異才の光を放っていた。
連城に台本を読まされた榛原の戯曲「赤の神紋」に衝撃を受け、舞台俳優を目指して上京していたのだ。
榛原の指導で演じたいと熱く語るケイに連城は、激しい怒りと嫉妬を覚え、劇団で着実に力を付けて榛原に認められつつあるケイを、自分の側に縛り付けようとする。
そしてその幻の戯曲「赤の神紋」が再演されることになり、主役オーギュストの座をつかむため、榛原自身が育て上げたワタルと舞台の上で対決することになる。
オーギュスト役ははたしてどちらの手に――。

手の届かない場所にいる天才と、その才能に死ぬほど焦がれても見向きもされず、もがき苦しむ凡才。
愛しているのに力を見せ付けられるほど憎しみが募る、表現者たちの愛憎と葛藤を描いた物語。


演じたり文章を著したり絵を描いたり物を作ったり、何かを生み出そうとする表現者としての煩悶は、素人ながら私にも覚えのある感情です。
画家たちの絵に感銘して「私も」と筆を取っても、模写の域を出ない、それどころか足元にも及ばず脱力感が襲う。何度色を塗っても思い通りの色が出ないし、想像した構図を紙面に描き出すこともできずに線を重ねるだけ、なんていつものことです。
だから連城が榛原の才能を羨んで苦しむ姿にも共感できる。

しかし連城もケイも他の役者たちも、過去のある榛原さえも自分の最高の力を持って舞台を作り出そうとするエネルギーの強さは、こちらは賞賛の思いで追いかけるしかありません。圧倒されるの一言。
そんな彼らを描き出す桑原先生の筆致は最高の演出家です。文字を追って舞台上の役者たちを想像していくと、本当に生き生きと目の前で彼らが演じている姿が見えるようで、私の想像上ではありますが鳥肌が立ちました。
女性向け要素も少々含みますが、熱い人間ドラマがお好きならお勧めします!
演じるという行為が生み出す怒涛の熱風とカタルシスを体感してください。

で、榛原ファンには一番おいしい巻かも?
「タヌキ」とか「連城のカオ」とか、いたずらっ子めいたセリフと笑顔はトキメキ100%(笑)
最初の方は恐ろしい帝王だったゆうさんも、だんだん笑うようになって嬉しいかぎりです(≧ヮ≦)vV
連城×ケイで嬉しいけど、榛原受けも妄想しちゃうよ?(笑)いや、攻めでも良いけど…ww(こういう人は弱らせて襲いタfghjk…!)

読み終わった勢いで描いた(いや、もう読み途中で描き出してた)イラストは、ちゃんと調整してサイトにアップします~。デジカメで撮っただけなんで。
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布教本完成しました~
リヴァーサイド布教本エレン・カシュナー作品リヴァーサイドシリーズ布教本「Riverside」
が出来上がりました☆
薄っぺらい冊子ですが、あらすじと漫画(本編の内容ではなく二次ですが)、ゲスト様とキャラクター相関図を盛り込みました!

相関図を書くためにシリーズ4冊を読み返しても、分からないところがありましたが(…。)それでもリチャードとアレクがいちゃついてるだけで良いわ(笑)
見てみたいという方がもしいらっしゃいましたら、コメントを秘密表示に指定して、お名前と郵便番号、ご住所をお知らせください。無料で郵便かメール便にてお送りします◎

そんな奇特な…いやいや、神様のような方がいらっしゃるでしょうか…(笑)
…正座してお待ち申し上げております。ご遠慮せずにどうぞ☆
ミラージュ幕末編ゲット~
景虎さまとなほへ炎の蜃気楼 幕末編が掲載されたコバルトのリニューアル第一号、買おうか迷っているうちに売り切れて、ネットでもプレミアが付くほどになってしまいました…。
オークションとか古本で買えないかなあと思っていたら、セブンイレブンの通販で買えるじゃないですか!前は入手困難ってなってたのに!

すぐさま購入ボタンをポチっとな。ゲットしましたですよ^^*


さっそく読んで、子供の直江と大人の景虎様に萌えました(笑)
この頃から直江の気持ちには、憎しみ嫉妬以外の思いが芽生え始めてるんですよね。引き止めようとする直江のセリフが切なかったです。
今、本編を1巻から読み返してて、26巻の四国編まで読んだとこなので、直江の気持ちを再確認して余計に…!(T△T)

ミラージュを読み始めたのは中学生のころ。
友人から借りて、二人してハマって、小説を出てるとこまで古本屋で買い集めて、高校受験が終わって名古屋までオンリーイベントに行って…(笑)
私の青春でした。理想の男性は?と言われたら声高に「高耶さん!」と言いますよ。ええ。
今も全国ミラージュツアーしたいです。小説を年に数回は読み返します(40冊ね…ww)。長旅のお供はイメージソングCD「執愛」です。墓まで持って生きたい。もし子供ができたら、家宝にしなさいと遺言を遺す(笑)
それほどミラージュって人の心を掴むんですよ。桑原先生と同じ時間に生きられて良かったなあ。


桑原先生といえば。「赤の神紋」14が12月26日に発売です。同じ日にCLAMPの「こばと」3も♪
12月の後半は休みなしとか言われてぶち切れそうになりましたが、なんとかこれで心を落ち着かせよう…(笑)
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